[ impressions / case of Itsuki ]
[2006/12/27/21:34]
『推理小説』 / 秦 建日子
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今やもう有名ですね。
ドラマ『アンフェア』の原作本です。

私は秦さんの作品が大好きなんですよ、ホントに。
本の書き方とかニュアンスみたいのとか、
もうたまらなく好きですね。

で、何故、今更ながらにこの本を読もうと
思ったかと言いますと、雪平の続編が発売されたので
それならばものはついでじゃないけれど、
読んでしまえ!!的な。

ドラマは見てたので、ストーリー的には
わかってて読んだけど、
それでもやっぱりおもしろかった。

ドラマもよかったと思うけど、
ドラマを見てからでも原作読んでもいいですね。
続編はまだ買ってもいなくて(苦笑)

早く買わなくては!!いやぁ、ホント秦さん万歳です。
私の中では。


[2006/12/27/21:33]
『初恋温泉』 / 吉田 修一
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最近、このタイプって読んでなかったかも。

タイトルの通り、温泉宿を舞台とした5つのストーリー。
場所も世代も違う5つのお話。

舞台が温泉っていうのが興味深くて
読んでみたくなったんだよね。
だって、温泉って癒されるだけじゃなくて、
何かもっと本来の安らげる場所…な気がするから。

温泉と恋愛…どう結びつくかは読んでのお楽しみ。
しっとりと読むのもいいかもしれません。


[2006/12/27/21:32]
『ストーリー&テリング』 / 松久 淳 + 田中 渉
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やっぱりこの人たちの本、大好きですね。
もう、松久ワールド全開(笑)

劇中コミックもあって、最初、んん?
な感じもしたんだけど、何と、その劇中コミックを
描いてるのが大石普人さんで、もう、
私の好きな人たちがこんなに集結しちゃって
いいわけ?な感じですよ。

『ラブコメ』の紹介のところにも書いてあったけど、
『ラブコメ』が20代のラブコメ、
『ストテリ』は30代のラブコメと。
まさしくその通り!!!

ちょっともどかしくなるところもあるけれど、
それもよし!!
これ一冊だけでもいいんだけど、
『ラブコメ』も読むと楽しさ倍増ですな。

何故かって?それは読んでのお楽しみ♪

終わり方も、ニヤリってする感じで、
とにかく楽しませてくれる一冊です。


[2006/12/27/21:30]
『ラブコメ』 / 松久 淳 + 田中 渉
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タイトルのまんま!
だけど、とにかく痛快って言葉がぴったり
なんじゃないかなって感じの作品。

しばらく、松久淳+田中渉作品にハマってて
いろいろ読んでるんですけど、
これはホント楽しかった!いっぱい笑ったし!

活字が苦手だよ〜って思う人にも
読んでもらいたいな〜。
だって、やっぱり楽しいから。

あえて内容には触れず!
とにかく本屋でパラ見すべし!うん。


[2006/12/27/21:29]
『サム・メール』 / 里川 りょう
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ちょっと新しいタイプの本かなって思いました。

ずっと携帯メールでのみ話が進んで行くんですけど、
ちゃんと携帯メールみたいになってるんですよ(^^;)

日本語が変だ(笑)

とにかく、どこかの本屋さんで見つけて
パラ見してみて下さい。
ちょっと読んでみたくなるかもしれないですよ。

読んでいくと、自分もいろいろ憶測したり、
えっ?とか思ってみたりしてるんですよね。

結末はあれれ?って感じもなくはないけど、
でも、目新しさもあったのか、
2日くらいで読み終えてしまいました。

上手く伝えられないけれども、とにかく、
一度本を手にとってみて欲しい一冊です。


[2006/12/10/11:05]
『絶対音感』 / 最相 葉月
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絶対音感って聞いて何を思いますか?

人それぞれいろんなイメージがあると思うけど、
私自身この本を読んで絶対音感に対する
イメージや考え方が変わりましたね。

ノンフィクションなんですけれども、
ちょっと難しいかなって思うところもあるけど
読んでよかったなって思えた一冊でした。

絶対音感とは何なのか、
音楽教育との関係など、
実は私たちは絶対音感と言う
言葉の響き以上にこの言葉の意味を
知らなかったのだなと思いました。

音楽に興味がある人も
またそうでない人も読んでみては?
きっと絶対音感と言う言葉に抱いていた
イメージが変わるのではないかと思います。


[2006/11/30/23:35]
『シュガー・ザ・キッドの兄弟』 / 北林 優
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この人の本、私は嫌いじゃないんだけど、多分、
好き嫌いが分かれるタイプの本って感じですね。
さくさく読めるタイプの本を書く作家さんではないと
思うので。
ジャンル的にはミステリーになりますでしょうか。

この本は舞台は沖縄になってます。
読み始めたときは、画がイメージできないっていうか、
湧いてこないっていうか…そんな感じもあったんですけど、
それは読むにつれてなくなりましたね。
結末がね、なんとなくイメージできてしまって。
だけど、理由まではわからなかったから、
読む気力は失せなかったけど。
とりあえず、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
あえてオススメとかはしないです。


[2006/11/19/14:38]
『7月24日通り』 / 吉田 修一
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この人の本も初めて読みました。
この本は、ずっと前から気にはなってはいたんだけど
なかなか読む機会がなくて。

で、映画化されて、映画も観たいなって
思っているので(まだ観てはいないけど)
先に原作を読んでおこうと思いました。
まぁ、これにはいろいろあって…(笑)

本は、かなりさくさく読めてしまって
1日で読めてしまったくらい。

ちょっと設定がありそうでないんでない?
なんて気もしなくはないけど(笑)
こんな恋愛できるならしてみたいよって思いました。

間違ったことも時には必要なのかもね。
正しいことばかりじゃつまらない…のかも。


[2006/11/11/23:37]
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 / 吉田 篤弘
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この人の本、初めて読んだんですが、
かなり好きな部類かもって思いました。
この本は、タイトルだけで読んでみたいって
思っていて、やっと購入できました。

登場人物がみんなどこか不器用で、
だけど、いとおしくなってしまうような感じで。
読んでいて心が温かくなる本だなって思いました。

一つ一つのお話があまり長くないので、
そういった意味でもとても読みやすいです。

個人的には映像化したものが見てみたいな
って思いました。


[2006/10/28/20:50]
『三谷幸喜のありふれた生活5 有頂天時代』 / 三谷 幸喜
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今まで紹介してこなかったんですけど、
これは大好きな本ですね。
朝日新聞で連載してるのをまとめたのかな?
三谷さんのエッセイなんですけど、
とにかく楽しいですね。
シリーズ全部持ってますけど、
どれもホントに面白い。

まぁ、三谷さんの作品が好きだから
面白く感じるところも多いと思うけど、
そうでなくたって充分楽しめますね。
いろんな舞台や映画、テレビの裏側も
ちょっと知る事が出来てほんとに楽しいです。

これを読んでから、三谷さんの作品を
見ても面白いかも。

まだまだ、続いて欲しいですね。




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